ミャンマー連邦共和国旅行(前編)
2011年08月09日(火)〜08月10日

2011年08月09日(火)
夕方17時過ぎ会社を後にして、一旦帰宅。
シャワーを浴びて19時発の新幹線で東京に向かう、21時前目的地羽田空港国際線ロビー到着。
シンガポール航空にチェックインして手荷物だけになり、出国審査を受ける。
時間が有るので煙草を吸いに行く、その後自分用の煙草を買い、遅い夕食を食べた。

08月10日(水)
0時30分定刻通りSQ633便は羽田のスポットを離れた。
早朝6時20分飛行機はシンガポール、チャンギ空港に到着。乗り換えのターミナル1からターミナル3に移動。
次の飛行機は7時55分発、殆どターミナル移動で時間は過ぎていった。
ターミナル3のミャンマー行きの飛行機SQ5012便に乗り込み、いよいよミャンマーに向けて出発した。
定刻9時20分、遂に飛行機はヤンゴンに到着した。
入国審査を受け7月にいつも通り自分で取得したビザで無事に入国する事が出来た。

荷物を受け取り税関を通過していよいよミャンマーに入った。
出口には今回もガイドさんが名前を掲げて待っていた。挨拶もそこそこに外に出て、先ずは一服した。
駐車場に向かい、車に乗り込んでヤンゴン市内のホテルに向かって走り出した。

空港に両替所があるが、そこは公定レートでしか替えられないので、ガイドのチョースリンさんに話すと両替を用意していた。
30ドルを両替して取りあえずミャンマーチャットを手に入れた。
空港から30分程で本日の宿泊先のホテルに到着、場所はヤンゴン中心部に近いパノラマホテルと言う所だった。
チェックインして部屋入り、15分程でロビーで待つチョースリンさんの所に行った。
隣のスーパーマーケットで水を買い車に戻った。

今日はこのまま市内観光で、直ぐに出発した。
先ずはヤンゴン最大の聖地、シュエダゴォン・バヤーに向かう。ヤンゴン市街の北、シングッダヤの丘の上に有る、大きな金色に輝く寺院だ。
寺院は全て裸足での入場、外人用のチケットを5ドルで購入し、サンダルを預けてエレベーターで上に上がる。
エレベーターを降り、橋を歩いて行くと本殿に出た。最初に有るのはブッダガヤから持って来たという菩提樹が。
そこから横に歩いて行くと、大きな金色のバコダが出てきた。高さ99.4m基底部の周囲は433mと巨大だ。
廻りを人々が沢山歩いて居て、それぞれの仏像の前でお祈りしている。
ミャンマーでは八曜日が大切で、何日に生まれたかより、何曜日生まれかが大事だそうだ。
私は生まれた年月日から計算すると、私は月曜の虎だった。八曜日は水曜日が午前と午後に分かれて居て八曜日になるそうだ。
ガイドさんに教わり、私も自分の曜日の所でお祈りする事にした。
本来は仏像、名札、守護動物に自分の年の数だけ水を掛けるのだが…はしょりました。そして3回の拝礼
殆ど一周するのに1時間ほどかかり、最後に階段から下に降りて見学は終了した。

そのまま移動してお昼を食べに行く。
かなりオシャレなレストランで入って居るのは殆ど外国人が多かった。
ここで初めてミャンマー料理を食べる。

食事後、今度はチャウッターヂー・バヤーに参観に行く、ここは大きな寝仏有る、仏塔としては新しい方だった。

見学終了後、ボーヂョーアウンサン・マーケットを見に行くが、雨期でも有り、到着した時は雨が降り出して居た。
かなり大きなマーケットでお土産、貴金属、衣類の商店沢山入って居る。

ドームは英国植民地時代の1926年に建てられたものだそうだ。
ここで自分用も含めてロンジー(コットン生地の筒状になったスカートの様なもの)を購入した。
1枚が300円位で買える。

見学が終わり、車でヤンゴン川付近に行き、そこから徒歩で暫く散策した。
スーレーバヤーの所は市庁舎が有り、そこには公務員を乗せるバスが沢山待って居る。
歩道を歩き出すと、沢山の屋台出て居る。屋台にはガム替わりに噛むというビンロウが売って居る。
葉っぱに石灰と何かを混ぜてある。噛むと眠気が飛ぶそうで、たまに男性が赤い液をはき出している。

暫く歩いてヤンゴン川に、向こう岸に大きな居住地区が有り、フェリーが行き来している。
英国大使館横の中央郵便局前で車に乗り込みホテルに戻る。

夜は食事は無いので、何処か食べるところを確認すると。
隣のスーパーの7階にフードコートが有ると言う、あとは近くにヌードル屋さんが有るとの事。
とにかくホテルに戻り、明日の予定の確認をする。
明日は4時モーニングコールで4時15分にはホテル出発と言う事で確認を終える。

一旦、部屋に戻り地図を調べるが、昨日からの寝不足も有り、隣のスーパーマーケットで食事する事にした。
入口では鞄検査が有り、エスカレーターで7階に上がるとフードコート。
写真入りのメニューが有り、それでチャーハンとスプライトを注文して席で待って居た。
一食2500チャットで日本円だと250円か。
食事を終えて下に降り、スーパーの中に有るパン屋?さんでエッグタルトを2つ買いホテルに戻った。
直ぐに風呂を入れてデザートを食べて、サッパリした所で寝ることとした。
現地時間10時、日本では翌日の0時30分。

08月11日(木)
朝4時、モーニングコール前には起床、モーニングコールを受けて荷物を持ってロビーに降りる。
チョースリンさんはもう来て居て、ここに帰って来るので大きなバックはホテルに預ける。
朝食のボックスを貰い、車に乗り込んで飛行場に向かった。
空港は昨日着いた新国際線ターミナル横、ガイドは中に入れないとの事で、手荷物を持ちチェックインカウンターに向かう。
チェックインすると荷物検査が有り、待合室に入った。
ここで、チェックイン後に外国人はパスポートコントロールが有ると言われたのを思い出し。再度戻りパスポートコントロールを受ける。
狭い待合室には3社の飛行機待ちの人が居る。
それぞれ胸に航空会社のワッペンを貼っているが、私は生地と相性が悪かった様で無くなって居た。
ホテルから貰った朝食を食べて待って居ると登場案内が始まった。
私の乗る飛行機はニャンウウー行きアジアウイングAW891便、プロペラ機まで徒歩で向かい搭乗した。(6時15分発)
飛行機は飛び上がると暫くして朝食が出された。

1時間半程の飛行で飛行機は目的地ニャンウウーに到着した。
飛行機からは殆どの人が降りたが、次の目的地に行く人達は機内に残って居た。
飛行機からまた徒歩でターミナルに向かう。
ターミナル内には外人用のパスポートチェックと入境料徴収が有った。
10$の入境料を払うとカードを渡されて、その後ロビーに出て行った。

ロビーにはバガンのガイドが待って居て、また外に出ると煙草を吸って車を待った。

吸い終わり車に乗り込むと、最初にニャンウウーの市場に案内された。
市場はかなりの人で賑わっている。

狭い通路を歩き回りながら大体の様子を見て廻った。

車に戻り次の場所に移動開始。
ニャンウウーからいよいよバガンに入った、最初に行ったのはシュエズィーゴォン・バヤだった。

これで一日寺院廻りかと思って居たが、その後幾つも寺院を見て居ると凄い場所だと思うようになった。
バガンは乾燥地帯で天気は快晴、昼間はかなり暑い。
しかしオールドバガンは広い平野部に沢山の仏教寺院が点在している。
指させば寺院と言っていたが、本当に寺院が沢山有った。


バガンのガイドはチョー・トゥラ・アウン-さん、次々と寺院を廻っていく。
タビィニュは大きな寺院で、ここで暫くチョーさんと話をしていた。
チョーさんは一時マカオで仕事していたそうで、日本語は僧院で勉強したと話してくれた。
午前中の見学が終わり、昼食になった。
やはり地元でよく知っている人のお店のようだった。

昼食後、ホテルにチェックインした。ホテルはニューバガンの外れ、村に出るにはちょっと距離が有る。
3時に午後の観光の迎えに来ますと、チョーさん達は一旦帰って行った。

ホテルはシーズンオフらしく宿泊者の気配が無い。従業員が庭の手入れをしている位だった。

3時になり、ヤンゴンで買ったロンジーを履いてフロントまででていくと、チョーさん達がすでに待って居た。
一度、ロンジーの締め方を教わり、車に乗り込んだ。

最初は近くの村に普段の生活を見に行くとの事。
村の入口で車を停めて、チョーさんと歩き出した
細かい砂の道を歩いて行くと村人とすれ違う。来た方に歩いて行くと小高い丘が有る。
ここは村の貯水池で、生活用水を汲みに来て家に運ぶそうだ。小高くして有るのは家畜等が中に入らないようにして有るとの事だった。
村の中を進んで行くと、女性がチョーさんに声を掛けてきた。
その女性に着いて行くと、沢山の子供達が居る場所に出た。
学校が終わってからの村の寺子屋の様な場所だった。
次に農産物の輸出用選定をしている場所に行く。とにかく村の中はどこもオープンな感じの場所だった。

村の見学が終わり、また寺院廻り再開。幾つ寺院を見たか思い出すことが出来ない。
夕方に成り、上に登れる寺院に行く。
ここでバガンの夕日を見学する事になる。沢山の観光客が集まりだした。
上の回廊で空を見て居ると、チョーさんの弟さんがやってきた。やはりガイドをしているとの事。
それから暫くすると、チョーさんの奥さんもやってきた。奥さんは中国語ガイドで中国人の案内でやってきた。

徐々に日が暮れていくが、山の上に雲が出て山に落ちる夕日は見る事が出来なかった。

夜になり、今夜の夕飯を食べにレストランに移動する。
野外で操り人形民族芸能のショーを見ながらの食事だった。

食事が終わりホテルに戻ると9時過ぎだった。やはり早朝からの移動で疲れた。
廻りは真っ暗で出る場所も無いのでお風呂に入りバガン一日目が終了した。

後編に続く

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