2005年3月26日〜4月3日 
フランス・ギリシャ旅行(前半)

2005年3月26日成田発10時00分のエールフランスAF271便(JALコードシェア便)は、定刻に成田を出発した。
今回の飛行機はB777で、飛行機はシベリアを通り、同日14時35分にパリシャルルドゴール空港に着陸した。
4年振りのCDGに降り立ち、早速RERのチケットを買いに駅チケット売り場に向かった。
チケット売り場は到着便が多く長蛇の列で、何とか順番が来たが、私の欲しい物が無かった。
考えて再度並び、結局パリビジット2日を購入し、何とかRERに乗り込んだ。
パリ北駅迄はノンストップで30分程で到着した。4年前工事していた駅舎も綺麗に完成していた。
そして5年ぶりの今回のホテル、ホテルヨーロッパに到着すると、主人がフロントに居て日本語で挨拶してくれた。
早速、部屋に入り荷物を置くと、月曜日からの定期を買うため又北駅に戻った。
切符売り場の列に並び、順番が来ると此処では無いとの事、隣だと言うので又並び直し、聞いてみると又此処では無いと言われ、もっと向こうだと言われてしまった。
新駅舎の方に行くと、メトロの券売所が有り、何とかそこで購入する事が出来た。
結局30分程掛かって仕舞、その日は疲れてしまったので、ホテル側のマルシェに夕飯を買いに行った。
マルシェでベトナム料理のテイクアウトを買い、デザートを買ってホテルに戻り夕食とした。
母の知り合いから電話が有り、金曜日の夕方家に伺う事で話が纏まる。
長旅の疲れからシャワーを浴びて11時過ぎには寝て仕舞った。

3月27日この日からヨーロッパはサマータイムに入った。昨晩の0時が1時になり目覚めたのは6時頃、昨日までは朝の5時だった訳だ。
早速、朝食を食べようと下に降りると、7時からと言う事で再度部屋に戻った。
7時に成り、パンとコーヒーの朝食を食べた。
今回知り合いは行き違いで日本に行って居る。とにかく日曜日なので蚤の市に行く事にする。
9時過ぎにホテルを出ると、クリニャンクール行きのバス停に行くがなかなか来ないので、モンマルトルに向かって歩き出す。
蚤の市自体が10時位の始まりなので、先ずはピガールに行き、そこからモンマルトルに上がって行く。
未だ時間も早く、人通りも少ない中、サクレクールに到着すると、中ではミサの最中、この中は撮影禁止。
只、聖金曜日の後の休みに入って居るので、ミサをテレビ中継をしているようだった。
それから、風車を見たことが無かったので見に行く。
テアトル広場に戻り、今度は昨年上って来た坂を下って行く。
暫く歩いていくとクリニャンクールに到着、時間も10時近くなり、店も営業を始めだした。
目的は皮のロングコートだったが、今回は呼び止められず。新品を売る店なので値段も高いので午後のモントルイーユの古着市に期待する。
クリニャンクールを一回りして又歩いてモンマルトルを上がって行った。最終的にピガール迄戻り、そこからバスに乗りホテル迄戻った。
未だ昼には早いので、又歩いてモンマルトルに戻りダリ美術館に入って見る。
お昼近くにホテルに戻り、昼を食べようと北駅近辺を歩くと日本料理大阪という店が有った。
今回は中国人が経営している感じの店で、ちらし寿司を食べるが、やはり酢は利いていない。
勘定を済ませ、北駅から地下鉄に乗りモントルイーユの古着市に向かう。
カルフールが見えて、外周道路の上を渡ると市が始まる。入り口の何時もの店も有り、上着を見るがやはり気に入った物が見つからない。今回もチロリアンコートは見るだけで終わってしまった。
他の店に良いコートが有るのだが、着てみると傷が有り断念した。
モントルイーユを全部見て、ガッカリしながら地下鉄の駅に戻る。
中心部に出ようと、ネイションでRERに乗り換えようと通路を歩いて居ると、初めて検札に会った。
階段にメトロの職員が総出で切符の確認をしている。
切符を見せ、RERでシャトレーに移動した。シャトレーで降りて外に出てみると、場所が良く分からない。
ふと見ると出たのはフォーラムデアルだった。日曜日で店は開いていない。地上に出て何処に行くか考えるが、ポンピドーも行って居るので、セーヌ側に出ることにしたが、歩き出した方向はパレロワイヤル側だった。
歩いているとファサードが有り、そこに入ると通路にカフェらしき物が出ている。一休みのため中に入るとそこはサロンド・テ。紅茶の店だった。そこで紅茶とケーキを食べて一休みした。
休憩後ホテルに戻るためオペラに向かって歩き出す。オペラ横の北駅行きのバス停に到着するが、前回と同じ20分以上待ってもバスは来ない。
仕方なくオペラから東駅にメトロで戻り、東駅から歩いてホテルに戻った。
結局夕方に成り、今度は夕飯を食べるために出掛ける。前回アスパラガスを食べたレストランに行くが、連休を取っていて休み。
仕方なく何回か行ったBUFULへ入る。此処でハムの焼いたのを食べた。
食事を済ませ、明日も早いので帰る途中でデザートを買いホテルに戻り寝ることにした。

3月28日朝6時30分に起き、出発の準備をして7時の朝食に降りる。
朝食後チェックアウトを済ませ、木曜日の夜に帰ると話し北駅に向かった。
RERでシャルルドゴールに向かう、8時前には到着して出発便のカウンターを確認しようとするが、未だ掲示されて居ない。
暫く待つとDホールの番号が出てDホールに向かうと、階下にチックインカウンターが有った。
人が随分並んで居るが、なかなか進んでいかない。どうも荷物検査機の調子が悪いようで暫く時間が掛かった。
手荷物しか無いので搭乗券を貰い、出発ロビーに上がり、53Bの搭乗ゲートに入る。
やはりEU圏内行きのためパスポートコントロールは無し。
待合室には修学旅行か中学生くらいの団体も待っていた。
今回は定刻9時5分に搭乗開始した。これでAF1532アテネ行きに無事搭乗した。
飛行機は定刻9時35分スポットアウト、いよいよ初めての地ギリシャに向かった。
今回の飛行機はA321飛行経路はスイスからイタリアを抜けアテネに向かう空路だった。
アテネは日本と時差サマータイムで6時間で13時50分アテネ、マルコポーロ空港に到着した。
着陸時修学旅行?の子供達はタッチダウンの瞬間悲鳴を上げ、逆噴射で減速時には拍手をしていた。
降機時、ドアは一番前だけが開いていて、コクピットの前を通ると、何時もの様にコクピットのドアが開いている、早速頼み込みコクピットの写真を撮らせて貰った。
空港出口に向かい、荷物も無いのでそのまま到着ロビーに進み、建物の外に出た。
そこにはアテネ市内の地下鉄乗り場迄行くバスが止まっていた。
E94のバスに乗り、アテネ市内のトラム、地下鉄1日フリーの切符を買い、出発を待った。
時間になったのかバスは出発、空港から幾つかのバス停に止まりながら、30分程で地下鉄駅の終点に到着した。
ここからは地下鉄ライン3で一路アテネ市内を目指す。シンダグマで地下鉄ライン2に乗り換え、次の駅アクロポリで降りて地上に出た。
階段を上り外に出てみると、アクロポリス神殿が上に見えている。
今回泊まるホテルを地図で見ながら探して歩く。10分程で、今回泊まるデビア二ポリスアクロポリに到着した。
チェックインを済ませ、部屋に入るとベランダが有り、ベランダに出てみると向こうにアクロポリス神殿が見えていた。
明日、明後日とツアーを予約しているため、早速アクロポリスの丘に向かうことにする。
坂を上がり丘の廻りを上がっていくと、アクロポリスの入り口に到着、何とかチケットを購入しパルテノン神殿に上がって行った。
急な坂を上ると、最初にイロド・アティコス音楽堂が有り、それを過ぎるとアテナ・ニケ神殿に出た。階段が大理石の為、雨ならばかなり危険な感じがする。
当日は天気も良く、何の問題も無く、アクロポリスの頂上に出ることが出来た。
そこには何度もテレビ等で見た、パルテノン神殿が建って居た。パルテノン神殿は修復工事のためあまり近くで見る事は出来なかった。
パルテノンの反対側にはエレクティオンが有り、間の道をパルテノンの裏側にはアクロポリス博物館が有った。
博物館の横から丘の下を見ると、自分が泊まっているホテルが見え、真下にはディオニソス劇場が見えた。
一番端からはリカヴィトスの丘も見えている。戻る途中ピレウス港が見える。(写真1
一通り見て回り、アクロポリスの入り口に戻ると正面に岩山が有り、そこに登って見ると、アクロポリス、反対側には古代アゴラの遺跡が見えていた。
未だ時間が有るので、古代アゴラを見に行くことにする。
坂道を降り出すと、金網が切れているところが有り、皆、そこを降りていくのでその後に続いて降りてみると、古代アゴラの裏口?に出た。
チケットを切って貰い、早速入ることにする。最初にギリシャ正教の寺院?が有り中に入って見ると、修復された壁には所々古い絵が残って居た。
その後アタロスの柱廊博物館に入ると、此処にはギリシアの遺跡の中で只一つ完全に復元された建築物で、中には古代アゴラで発掘された品々が展示されていた。
博物館を出て正面の丘には、ヘファイストス神殿が見えている。此処は最も原型を残している神殿で、パルテノンと変わらぬ時代の物だそうだ。
丘に登り神殿の廻りを見ていると、閉館の時間となり、外に出るように促された。
正規の入り口から外に出て、カフェの並ぶ通りを歩いて行くと、ローマンアゴラ前に有った
そこからホテルに戻る為、再度アクロポリスの丘を登って行った。
先程の近道を上り、何とかアクロポリスの入り口に戻り、そこからホテルを目指して下って行った。
何とかホテル側まで戻り、疲れたので近くのカフェで一休みした。
ホテルに戻り一休みして、夕食を食べに近所を散策してみると、幾つかレストランやカフェが有るが、今ひとつ様子が分からず、イタリアンレストランに入ることにする。
レストランでは、此処はイタリアンレストランだと言われるが、分かって居ると言って食事を始める。(
未だ8時前で人も少ないかったが、食べ終わった頃は9時頃となり、地元の人達で賑わいだしていた。
ガイドブックにも出ていたが、ギリシャでは9時過ぎから夕食と成るようで、その後テーブルは一杯に成った。
外に出ると未だデザートを売るケーキ屋?さんが営業しているので、デザートを買い、ホテルに戻った。
明日はエーゲ海クルーズの為、お風呂に入り、早めに寝ることにした。


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