2000年3月25日〜4月2日 プラハ、ベルリン、パリ

3月29日(水)プラハ最終日、今日は12時07分発の電車に乗るため、朝食後お土産を見に街へ出る。
旧市街を時計台に向かう、最後にもう一度からくりを見るために行くが、今日はウォーが無かった、やはりイタリア人のパワーは凄いのか?ボヘミアングラスの店を何軒か見て、昨日見損なった道路の市場へ、野菜果物を売る店お土産を売る店、通りの真ん中に並んでいた。
時間も無くなり急いでホテルへ戻る、その途中昨日見た肉屋のプラハハムという缶詰を買おうと肉屋に行くが、混んでいて諦める。
ホテルへ帰り荷物を纏めチェックアウト、時間は11時、まだ時間が少しあると言うことで、家内はスーパーへ買い物に、私は急いで肉屋に行き、何とかプラハハムをゲット!!
プラハ本駅へ向かう、駅には直ぐ到着、取り敢えず出発のホームを確認にし、まだ電車が来ていないので水を買い、2階にあるカフェに行きイスに座って待っているが注文も取りに来ないので、一服してもう一度ホームへ、すでに列車は入っていた
喫煙車を取っていたが、今回の車両は一等車はオープン、普通の座席、喫煙と非喫煙は飛行機のように座席番号の違いだけ、取り敢えず席に着き出発を待った。
定刻列車は発車、女性が飲み物の注文を取りに来たので、コーヒーを頼む、席でコーヒーを飲んでいると検札が廻ってきた。
切符を見せ終了、窓の外は川が流れている、ここからベルリンまで約5時間30分、国境の駅まで2時間30程かかるので食堂車へ昼食を食べに行く、家内はスープとピザ、私はステーキを頼んだ。
暫く食堂車で過ごすと、国境の駅へ着くようなので支払いを済ませ、自分たちの席へ戻った。
駅を出発すると暫くしてパスポートコントロールが廻ってきた。
相変わらず見るだけ、続いて税関、その次にドイツ国鉄の車掌が切符の確認、そして今度はドイツ側のパスポートコントロール、これも見るだけ。
次の駅で職員は降りていった。社内放送はドイツ語に変わった、暫く走るとドレスデン、そこから先は周りは丘ばかり、尚かつ霧まで出て景色は良くない。
17時14分ベルリン旧東側の空港駅、いよいよベルリンだ、旧東独側を走り、旧西ベルリンのツォー(ZOO)駅に17時31分定刻着、駅を出てファクスで予約しておいたホテルへ、ツォー駅から直ぐ側と言うことで、クーダム通りで、カイザーヴィルヘルム記念教会直ぐ側、ホテルは直ぐに見つかりチェックイン。
まずは案内書にあるブランデンブルグ門の有る、ウンターリンデン方面へ行く100番バスに乗るため、インフォメーションで一日券を買う、乗り場は直ぐ駅の前、2階建てバスが廻っている。
早速2階へ上がり1番前の席へ、走り出したバスは工事現場のベルリン市内を走っていく、見えてきたのは戦勝記念塔、ベルリン天使の歌の映画で、天使が休んでいた、天使の像。
その後人気のない公園を抜けて、ブランデンブルグ門が見えたが、後ろ姿!!(なんだーーこんなもんか?が第1印象)迂回して次はもう門の先、ウンターデンリンデン通り、最終的にアレキサンダー駅で降り、良くテレビで見たベルリンのテレビ塔へ、上ってみるが靄っていて良く見えなかった。
下におり、又100番のバスで戻る、門の前で降り記念撮影、バスに乗りツォー駅に戻る、ホテル近くのオイローパセンターへ中は沢山の店が有る、夕飯を食べようと店を見て回るがドイツ語のメニューしか無く、聞いても解らない、最終的には地下にあるイタリアンに、何しろドイツ語でもスパゲッティは読める、ボンゴレも綴りが違うがそれらしい。
今回のイタリアンは食べられた。ホテルに戻り眠りに就く。(夜のカイザーヴィルヘルム記念教会は綺麗だった)

3月30日(木)今日は夕方の便でパリへ戻るため、ホテルはチェックアウトし、荷物だけを預けて、バスに乗ろうと乗り場に行くが、観光客が一杯なのでツォー駅から電車に乗り、フリードリッヒシュトラーセ駅に、駅を降りてから地図をみながらペルガモン美術館へ、。
ここはギリシア、ローマのコレクションが凄い、入って直ぐがこんな感じ、 中を見て回り外へ出る、ベルリン大聖堂の通りへ出る。
昨日上ったテレビ塔も見えた、又100番のバスに乗りツォー駅に戻る、この時も2階の前に乗れ、ブランデンブルグ門を潜る、オイローパセンター前で降りる。
第二次大戦で破壊されたままの記念教会、ホテル下のビッフェで昼食、クーダム通りの店を見て、ホテルに戻り空港に向かう。
空港はX9と云う急行バスで15分旧西ベルリンを感じる、TXL(ベルリンテーゲル)発16時30分、やはり念のため2時間前に行くが、やはりチェックインは1時間15分前頃、それもカウンターに並んでいると職員が来て、パスポートを見るだけ、チェックインを済ませ飛行機に。
18時10分にはCDG2Fターミナルに着いていた。
ここも入国審査は無し、EC圏内の移動はフリーパスになったようだ、通貨統合が終わればヨーロッパは一つの地域になる事を実感した。
RERで北駅に出てホテルに戻る、夕飯をどうするか、北駅の前を見て回る、2年前に食べた場所に行こうか、5年前の場所かと見ていたが、レストランでメニューを見ていると、店の人間が説明を始めた、周りはブラッスリーで軽食みたいな物だが、うちはレストランだ、メニューは私が英語で説明すると言うので、とにかく入ってみることにする。
フランス語のメニューを渡され、前菜、メインを説明されるが、前菜はまたまた白アスパラ(これは2人共)そしてメインは家内がステーキ、私はランプだと言うので取ってみたが、どうもそれだけでは無く、内臓も入った料理、そして記念撮影、食事はとても美味しかった。
食べ終わる頃隣に座ったフランス人が話しかけてきた。
フランス語なので全然解らない、店員がデザートのメニューを持ってきた、私はソルベ(シャーベット)家内がアイスを頼んだ。
食べ終わる頃隣の人にパリの人かと聞いてみると、ボルドーだ、ワイン!!と言って勘定を済ませ出ていった。
最後に飲み物を聞きに来て、私がコーヒー、家内が紅茶を飲んだ、その時反対の席に座っていた親子連れから、英語が話せるかと聞かれ、少しだけと言うと、パリの交通機関は乗りやすいか?と聞かれ簡単だと答えると、何処から来た?日本だ、私達はアムステルダムから来たと言われ、私は10年前初めて来たヨーロッパがアムステルダムだったと、もう一度行きたいと言うと、とても喜んでいた。
結局ここの支払いは日本円で8000円程だった。
さあ、明日はパリ最後の一日、ホテルへ帰り眠りに就いた。

3月31日(金)今日は、母の知り合いが勤めている三越へ、土産を持っていくので、バスに乗りオペラへ、土産を渡した後ギャラリーラファイエットへ、ここでジョルジョアルマーニを買おうか30分悩むも結局買わずだった。
その後、5回パリに行きながら一度も入ったことが無かったルーブルへ入ることにする。
チケットを買い中へ入る。
ミロのビーナス、 モナリザも見る。ここもエジプトの物が凄い。ルーブルを出て、芸術橋を渡りセーヌ左岸へ、カフェでお茶を飲みどうするか考えていると、家内は疲れたのでホテルへ帰るという、そこでバスに乗りホテルへ帰る。
ホテルに帰ってから私は行ったことのないビュット・ショーモン公園に行くことにする、北駅からメトロに乗り2つ目の駅で乗り換え、この乗り換えの地下道が長く人が居ない、ちょっと怖い気がした。
乗り換えて公園の駅で降りる、出口に向かうとまたまた人が居ない、尚かつ階段が凄く長い、登り切ってみると他の人はエレベーターで上がってきた。
外に出ると公園が有る、ベルビルの丘にあるので起伏が激しい、人工の丘の天辺に展望台があり、そこからはモンマルトルが見えた。
そこからサンマルタン運河へ出る、運河から右折した所に有る八百屋、そして東駅、そしてホテルに戻り家内と夕飯を食べに友人お店に行った。
時間が早かったのでピガールの新名所セックスミュージアムを見に行った。(皆さんも是非1度ご覧ください)見終わり店で夕食、ピガールから最後の夜をホテルまで歩いて帰った。

4月1日(土)今日帰国すると言うことで、荷物を纏め朝食を取り、最後の買い出しに、マルシェに行き見るがこれと言って無し。
近くのスーパー行くもまだ開店前、それでも何人かが待っている
9時30分開店と同時に皆が入っていく、私達も入り最初にチーズをカゴに入れ、何時も買うマドレーヌを探すが無し、仕方なく買ったことのないマドレーヌを購入。
ホテルに帰り、全てをスーツケースに詰め、フロントへ下り遂に帰るためにチェックアウト、又来ることを約束してホテルを後にした。
北駅からRERに乗りCDG2に向かう、空港駅に着き帰りの飛行機のターミナルを探すが、沢山有りすぎて画面の中に出てこない、15分程してやっとFターミナルとチェックインカウンターの番号が出た。
流石に今回は2時間前からのチェックインだった。
カウンターに行くと団体客が沢山いた。
エールフランスの日本人職員が12時間後の23時15分発の飛行機に変えられませんかと聞いてくる、今日は満席のようだ。
ラリーの講習会が有る為、この時間の飛行機にしたので、仕方なく断る。
関西空港行きと成田行きがほとんど同じ時間で、成田行きにチェックインする、ついフランス語でお願いすると、カウンターの女性は最後までフランス語で説明していた。
出国し免税店で最後の買い物しゲート待合室に、隣に座った女の子と話すと、本当は昨日帰るはずだったとの事、昨日飛行機が遅れ帰国できず、今日も何とか飛行機に乗れるが関空行きでは無く、成田行きになってしまったとのこと、団体の人数は20人との事、今回は寝て帰れないとそこで諦める。
AF276便に搭乗し、13時35分予定より20分遅れて飛行機は出発した。

4月2日(日)朝7時55分、定刻に成田に到着、こうして今回の旅行は終了した。

今回の全体的感想 ヨーロッパの統合は本当に進んでいる、ECで通貨統合する国は関税も無く、殆どフリーで通れる。
是非ユーロが流通した時にもう一度行って見たい。
プラハここは本当に良い、出来るならもう一度行きたい。
ボヘミアの他の所にも行ってみたい。
東欧地区の文化財は石炭等の燃料で大分煤けているが、今後自由経済に移行した中で、どのように変わっていくのか見てみたい。
最後に喫煙をする人には、ヨーロッパに行くなら是非エールフランスをお勧めしたい。
日系航空会社も、BA等も全て全面禁煙になっているが、エールフランスは全席禁煙では有るが、離陸して食事の後、喫煙コーナーが出来る、7人限定だが吸いたいときに、そこに行けば吸える。
本当に助かりました。
フランス国内、隣国への飛行機は全面禁煙だが、プラハで2時間位このくらいなら我慢できる。
日本人に喫煙者が多いのも原因だろうが、分けてくれるのは本当に嬉しかった。
5年前に乗ったときよりサービスも良くなっていた。是非ご利用ください。
尚、今回寒かったため街で猫を見ませんでした。

さて、今年中にもう一回何処かに行きたいな?なんて思っていますがどうなるか。
20世紀最後の旅行が今回か?さてさて又夢見よう!!

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